委員会の紹介
財産管理業務推進委員会(企画部)
更新日
2022/12/2
司法書士が関わる相続関係業務として、相続登記を思い浮かべる方は多いと思いますが、実際に相続が発生した時には、不動産だけでなく、預貯金、株式等、遺産全部について承継の問題が発生します。また、最近はデジタル遺産と呼ばれる新しい形の財産が出現してきました。
当委員会では、この遺産承継全体の問題に焦点を当てて、業務全体の様々な論点について議論を行い検討し、得られた成果について、広く当司法書士会会員に還元することで、司法書士全体の遺産承継に関する知識を底上げし、以て市民の皆さまの利益に資することを目的として活動をしております。近年は、司法書士が公正中立な調整役の立場でご相続人の皆さまの遺産分割協議を支援する事について議論しております。
具体的な成果として、令和2年度には、遺産承継に関する研修、令和3年度には、デジタル遺産に関する研修、令和4年度には、「遺産承継業務Q&A」の大幅改訂(予定)を行っています。