委員会の紹介
新人研修委員会(研修部)
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新人研修委員会は、新合格者を対象とし、司法書士としての倫理の保持や業務遂行能力の向上を図ることを目的とした新人研修の企画・運営を当会事務局と共に行っています。
司法書士試験に合格したばかりの新合格者たちは期待と同時に不安も抱いています。新合格者たちに安心感を与え、そして実務に対応できる知識・倫理観を提供することが私たち新人研修委員会の役割だと考えています。
毎年11月に司法書士の合格発表がありますが、その約1週間後に新人研修ガイダンスがあります。このガイダンスは、その年度の合格者に向けて委員会が研修情報を発信する場所であると同時に、同期合格者との顔合わせの場所でもあります。そして、この日から新合格者たちの研修の日々が始まります。
当会の新人研修は「配属研修」と「実践司法書士講座」の2つの研修を柱としています。
「配属研修」は、先輩会員の事務所に配属され実務を間近で吸収してもらう研修です。司法書士業務未経験の方はもちろん、経験者でも他の事務所の業務を間近で見られる特別な機会です。新合格者だけでなく、指導する先輩会員にとっても貴重な時間となります。
「実践司法書士講座」は法律科目ごとに午前にグループワーク、午後に総括講義を行うスタイルの研修です。グループワークでは新合格者同士が議論を交わし、その後、当会のその科目ごとのスペシャリストである会員を講師として招き、総括講義を通して知識を身につけていきます。「実践」と名のつくとおり実務に直結する内容であり、歴代の新人研修委員がアップデートを重ねてきた資料は、その後の実務においても大変参考になると言われております。
私たちは、新合格者に向けて良質な研修会を開催し、知識を積み重ねた新合格者たちが、司法書士を利用する多くの方々に一日でも早く貢献できるように、活動しております。