委員会の紹介

災害対策委員会は、災害発生時において、問題を早期に解決するために司法書士を現地に派遣して被災者の方から直接にお話を伺いながら法律相談にあたったり、被災者の方からの相談に広く応じられるよう電話による法律相談を受けるなどの活動を行っています。そのほか被災者の方がいまだ解決されずに抱えられたままとなっている法律問題等についての相談なども行っております。

また、災害発生時において被災者の方に適切な法的アドバイスが提供できるよう、将来の災害に備えて、被災地に派遣される会員のために定期的な研修も行っております。

近年、台風や集中豪雨による災害が頻発し、被害も激甚化しており、神奈川県に置きましても、令和元年台風15号・台風19号により大きな被害が発生しました。

昨今では、いつ・どこでかを問わず、台風、豪雨や地震などによる激甚災害が発生しうる状況となっていますが、いったん発生したときには、深刻な物的・人的被害とともに法律問題等が被災者の方に降りかかってきます。

当委員会は、大規模災害が発生したときに迅速かつ的確に相談対応を行うべく、平時から、県、市町村や他の士業団体等と連携をとり、災害対策に取り組んでいます。

当委員会は、災害に遭われた方のお役にたてるよう、相談力増強のための研修を実施するとともに、被災後未解決のままとなっているお困りごと（土地や建物、相続、契約、その他様々な法律問題）につきましてもご相談を承っております。私たち司法書士にお気軽にご相談ください。

　 　　　　　　　　
　　災害対策委員会キャラクター　　　令和4年台風15号で被害を受けた静岡市　　　　　　　　　災害対策研修
　　　　　「ひとし君」　　　　　　　清水区へ相談員を派遣しました。